マンションのキッチンリフォーム

マンションのキッチンリフォーム、オススメは対面型?メリットを徹底比較!

マンションのキッチンリフォーム、オススメは対面型?メリットを徹底比較!

マンションのキッチンリフォームを検討するきっかけとしては、設備が古くなった、作業効率が悪い…といった、さまざまなものが考えられます。そして、キッチンリフォームをおこなう時期は、一般的に10年〜20年が目安となっています。せっかくのキッチンリフォームですから、より暮らしに寄り添ったものにしたいところです。

そこで今回は、キッチンの形態とそれぞれのメリットについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1.キッチンの形態とメリット

キッチンには、どのような形態があるのでしょうか。メリットやデメリットから、我が家にピッタリなスタイルを見つけてみましょう。

1-1.独立型

独立型

クローズドキッチンとも呼ばれる独立型のキッチンは、ほかの部屋と空間がわけられているのが特徴です。壁で隔たれているため、料理だけに集中できるメリットがあります。また、料理中に発生する煙や油、騒音が他の部屋に影響してしまうこともありません。

一方で、ほかの部屋の様子が見えない点が、独立型のキッチンの大きなデメリットです。お子様がいるご家庭の場合は、とくに異変にすぐには気づけない可能性があり、不安材料となってしまいます。

1-2.オープンキッチン

オープンキッチンは、キッチンと他の部屋を一体化させているのが特徴です。壁がないため、より広い空間として演出できます。周囲の状況がしっかりと把握できるので、料理中でもコミュニケーションがとりやすいでしょう。家事の間に孤独を感じずに済みます。完成した料理をすぐに運べるのも嬉しいポイントです。

対して、常にキッチンが誰かの目に触れることになるため、掃除や収納に気を使わなくてはならないデメリットが挙げられます。

1-3.セミオープンキッチン

半独立型ともいわれているセミオープンキッチンは、独立型とオープンキッチンの両方のよさを組み合わせたキッチン形態です。部屋を壁で適度に隔てながらも、開放されている箇所もあり、どちらの割合を増やすかによって雰囲気が変わってきます。希望に合わせて調整できる点が、1番のメリットです。

1-4.I型

冷蔵庫や調理台などの設備を1列に配置するのが、I型キッチンです。横移動で料理を進める形となります。狭いスペースでも問題なく備え付けることが可能です。一般的でシンプルな作りなので、比較的安くリフォームしてもらえます。

1-5.II型

設備を2列に配置するのが、Ⅱ型キッチンです。目の前にシンク、振り返るとレンジといったように、回転動作で料理ができるメリットがあります。重要なのが、幅に余裕をもたせることです。狭すぎると、圧迫感につながります。

1-6.L型

調理台を直角に配置するのが、L型キッチンです。複数人での料理に最適で、行動スペースを広くとれるメリットがあります。1辺を壁に付け、もう1辺をリビングと対面させれば、油飛びを最小限にしつつ、コミュニケーションをとることも可能です。両辺を壁に付ける、もしくは独立させる選択肢もあります。

1-7.U型

調理台3辺に囲まれるようにして、最低限の動きで料理ができるのが、U型キッチンです。閉塞感はありますが、全体にまとまりが出ます。かなりスペースを要するため、2辺以上を壁に付けるのがスタンダードです。比較的高価なリフォームとなる傾向があります。

1-8.アイランド型

あえてシンク(例外あり)を調理台から独立させるのが、アイランド型キッチンです。全方位から作業ができる便利さが魅力となっています。 開放感があり、お洒落な印象を与えます。その分、台の上を整理整頓し、清潔に見えるよう心がける必要があるでしょう。

1-9.ペニンシュラ型

ペニンシュラは、半島という意味の英語です。アイランドキッチンの1辺を壁に付け、そこから半島のように調理台が突き出る形態となります。アイランドキッチンと比べて、視線を遮るための工夫が施しやすいのがメリットです。

2.組み合わせ方色々!理想の空間作り

組み合わせ方色々!理想の空間作り

上記のような形態を組み合わせて、キッチンをより理想的な空間にできます。
たとえば、Ⅱ型の1辺をカウンターのようにしたり、L型をアイランド型として独立させたりと、実にバリエーションが豊かです。

それぞれに生じるメリットを活かしつつ、腰壁の高さや収納棚、壁を作る範囲などについて話し合いを重ね、デメリットをカバーしましょう。

3.リフォーム時のチェック項目

ここからは、リフォーム時にチェックしておきたい項目をいくつかピックアップしていきます。

3-1.マンションの規約

マンションの規約

マンションには、それぞれ管理規約が定められています。リフォーム内容の制限がある場合も少なくないため、事前に確認しておくことが大切です。

3-2.排水管の位置

マンションの間取りやスペースの広さのほかに、排水管の位置も考慮しなければなりません。そのほか、電気の容量や換気扇の配置なども、専門知識を取り入れた決定が必要です。疑問点は、依頼するリフォーム業者に早めに相談しましょう。

3-3.収納

数が多くなってしまいがちなキッチン用品を整理整頓するためにも、十分に収納スペースを確保できているかどうかに注目してみてください。

4.まとめ

まとめ

今回は、マンションのキッチンリフォームをよりよいものにするために知っておきたい、キッチンの形態とそのメリットについてご紹介しました。コミュニケーションを重視したオープンキッチンや、全方位から大人数で作業ができるアイランド型などがあり、組み合わせ次第で雰囲気も使い勝手も変化します。ぜひご家庭のライフスタイルにあったキッチンを目指してみてください。

「有限会社ハウスプランニング」では、ご要望、ご予算に応じたマンションリフォームの最適プランをご提案いたします。なにか気になる点があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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